僕って役員ですか?

   

総務:「交通手段が無いんですよね。。。ということで、現地で車も支給することになります。」

 

A:「本当ですか?至れり尽くせりじゃないですか。」

 

総務:「まだ驚くのは早いですよ。平日の往復の通勤は運転手付きとなります。タクシーはなかなか拾えないようですし、現地の交通ルールが良くないらしく、運転するのがちょっと危ないらしいんです。土日はご自身で好きに運転していただいて構いません。」

 

A:「え”ー!!いきなり役員みたいな待遇ですね。。。夢のようです。」

 

総務:「ご希望の車種ありますか?」

 

A:「は?」

 

総務:「ご希望の車種です。」

 

A:「はぁ。。。(この時点でなぜ希望車種を聞かれるのか分かりませんでした。)そうですね〜、前から一度はベンツに乗ってみたいと思ってました。今のEクラスなんて良いですよね〜。子供がいなけりゃクーペモデルなんて乗ってみたいです。」

 

総務:「あー、分かります。かっこいいですよね。でもクーペだと後部座席が狭くないですか?」

 

A:「そうですね。やっぱり普通の4ドアセダンですかね。」

 

総務:「では、それで上司に確認を取ってみます。」

 

A:「え”っ、え”っ?なんの話ですか?」

 

総務:「Aさんが現地で乗る車の話ですよ。海外赴任者には負担を強いるので、できるだけその負担を取り払うように手当させていただいています。希望車種が与えられるかは、私の上司の判断次第ですが、多分通ると思います。あと最後に、2ヶ月に一度は帰国手当を出します。実費清算ですが。」

 

A:「え”ーー。本当に至れり尽くせり〜。」

 

ということで、仕事を抜きにすれば、夢のような生活が中国で待っていることが総務のご担当の説明で明らかになりました。

 

後にご紹介しますが、マンションのプール、フィットネスなんて使うことは全くなく、現地で車を運転することも全く無いという生活が始まります。。。このときはそんな生活が待っているなんて微塵も思っていませんでした。

 

ちなみに翌日には希望車種が通ったと連絡がありました。
ちなみに希望が無かったとしても、車種はベンツが用意されたようです。
交通事故の衝突安全性などを加味すると、ベンツらしいです。
日本車は反日など万が一を考慮して選択できないようです。

 

月末の中国赴任に向けて、仕事をどうするかよりも、中国語を勉強しなきゃと最低限度の会話ができるようになろうと参考書を購入し、Youtubeなどで一心不乱に勉強に明け暮れる日々が続きました。

 

コミュニケーションがとれることが大前提だと思いますが、次に大事にんるのが、文化の違いを理解することだと知り合いから聞きました。

この「文化の違い」にはびっくりするのと同時に違いを理解する、溝を埋めるのは非常に大変なことだと後で気づきました。

 

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