妻への告知
2017/03/28

帰宅の電車の中でいろいろな事が頭を駆け巡りました。
架空事件の件は大成功だったな。。。やっぱり常日頃から危機感を持ち、自分が会社の経営を支えているんだという当事者意識を持つ事がモチベーション、パッションにつながり、仕事を成功に導くんだなと。。。。
協力してくれた特別メンバー、そして訓練だったことを許してくれた上位層に感謝しなきゃな。。。。
あ〜、、、中国赴任はどうしよう。。。
どうしようって言ってももう決まった話だし、奥さんに伝えないとな。。。言いにくいな。。。
そもそも海外での生活なんてしたことも無いし、開発拠点を立ち上げることも経験が無いし、第一に言葉が通じないし。。。
なにこれ、八方塞がり?システム部門長のイジメ?といろいろ思っているうちに最寄駅に到着しました。
自宅までの足取りは非常に重く、まるで足に子供がぶら下がっているかのような感じでした。
A:「ただいま。。。」
妻:「おかえりなさい。」
A:「。。。子供達は?」
妻:「もう寝たわよ。ちょっと前までパパを待ってるんだって起きてたけど、寝ちゃった。」
子供部屋に行くと、布団が敷いてあるのを無視する感じで自由な寝相で寝ていました。
A:「あ〜、疲れた。。。」
妻:「おつかれさま。これ食べてね。」
A:「あ〜、ありがとう。。。そういえば、アドバイスもらった危機感を社員に持ってもらう件、すべてうまくいったよ。大大成功だった。今日フィナーレだったんだよ。」
妻:「あら、そうなの。良かったわね。それで疲れが出ちゃったんだ。」
A:「あぁ、それだけじゃ無いんだけどね。」
妻:「あら、何があったの?」
A:「。。。。」
妻:「どうしたの?なんでも聞くよ?」
A:「。。。。言いにくい。」
妻:「なになに?どうしたの?」
A:「。。。。実は中国に行く事になって。。。」
妻:「あら、いいじゃない。たまには気分転換でいいんじゃない?」
A:「いやいや、出張じゃないんだよ。」
妻:「あら、長いの?1ヶ月ぐらい?」
A:「最低1年。」
妻:「笑。マジで?なんだか笑える。」
A:「ついて来る?」
妻:「え〜、中国でしょ?中国のどこ?」
A:「○○(都市名)」
妻:「え〜、え〜。。。。。子供も小さいしちょっと中国はねぇ〜。。。」
A:「だよな。やっぱりね。俺もそう思う。日本に居たほうが良いと思う。」
妻:「あなたが居ないとどんな生活になるのか今は想像できないけど、なんとかなるっしょ?1年なんてあっという間だよ。だって毎年大晦日に言ってるよね、一年早かったって。」
A:「そりゃそうだけど。。。じゃあ、寂しいけど中国に行くのは反対じゃないってことね?」
妻:「そりゃ行って欲しくないけど、行かないでって言ってもどうしようも無いんでしょ?w」
A:「うん、どうしようもないw」
妻:「だったら前向きに考えようよ!美味しい中華料理が毎日食べられるんじゃない?」
A:「お前な。。。他人事だと思って。。。(泣かれるよりは良かったか。。。)」
そんなのーてんきな妻に魅力を感じ付き合って結婚しちゃいました。