仕上がったポスター

   

1週間後、ポスター製作担当から電話がありました。
デザイナー:「Aさん、お待ちどうさまでした。仕上がりましたので、プレゼンさせてください。」

 

A:「ありがとうございます。今からでもよろしいですか?」

 

デザイナー:「えっ?早いですね。。。まぁいいですよ。」

 

A:「そちらに伺います!」

 

ということで、特別メンバーは正直呼ばなくても良かったのですが、急遽電話連絡して緊急招集しました。

 

 

デザイナー:「ポスターはいろいろな好みがありますので、最初に簡単にご説明します。まず。。。」

 

①綺麗な風景がとキャッチーな短文のみのポスター
このテイストの狙いは、アイキャッチすること、その短文から何を意味しているのかを考えさせることを目的としたポスターです。目に止まって考えてくれれば成功。

 

②絵はなく、文字ばかりのポスター
読むという行為が必要であるが、読めば誤解なくしっかりと伝わるということを目的としたポスターです、

 

③①と②の中間バランスの絵と文字量。

 

3つ全て洗練されたデザインで、全て採用としたいと思いました。

 

 

A:「3つどれも素敵ですね。さすがはプロですね。」

 

デザイナー:「いえいえ、短期間だったので、大したものをご用意できなくて申し訳ないんですが。。。」

 

B:「どれもいいけど、素人っぽくないと言ったらやっぱり①かな。」

 

C:「プロっぽさが出てるよね。こんなキャッチーな言葉思い浮かばないもの。」

 

D:「なんでうちなんかの会社にいるんですか?」

 

デザイナー:「それは簡単な理由ですよ。最初から最後まで自分でやれるからです。広告系会社だと特定工程しか担当しないので、全体感がわからないので面白くないんです。最初から最後まで自分がやったという達成感を味わえますからね。」

 

A:「なるほどね。達成感を味わうために一生懸命働くということですね。」

 

デザイナー:「そうですね、広告業界にいた時は自分が担当したものが最終的にどうなっているのか分からなかったので、達成も何もないですよ。何を糧にして一生懸命働けばよく分かりませんでした。それが嫌でこちらに転職したという状況です。」

 

A:「達成感とモチベーションか。。。ありがとうございました。で、みんなどうする?」

 

D:「ひとつに絞る必要がないのであれば、全て採用させてもらおうよ。掲示してからどれが良かったかアンケートをとって次回のポスターのテイスト決めに使うとか。」

 

A:「なるほどね。デザイナーさん、全て採用させてもらっていですか?」

 

デザイナー:「おぉありがとうございます。では、カラー印刷もこちらでやりますので、各何部印刷しましょうか?」

 

A:「10部ぐらいで足りると思います。お願いできますか?」

 

デザイナー:「えぇ、いいですよ。ボタンを押すだけですから。お安い御用です。」

 

一同:「お願いいたします」

 

その日の夕刻には必要部数の印刷が終わったと連絡がありました。

 

あとはこれをどこに貼ると効果的かです。

 

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