海外プロマネ動向その3

   

出張費用約80万円の清算申請を行っていました。

うちの会社って出張費用は一旦持ち出し(個人負担)なんです。

その月末には振り込まれるのですが、海外出張すると大きなお金が動きますので、忘れずに出張申請を行います。

そんな話はどうでもよくて、出張申請をしている最中にシステム部門長の秘書から電話があり、システム部門長から呼び出しがありました。

 

A:「先日は出張お疲れ様でした。」

システム部門長:「おう、どうだった?」

A:「えぇ、システム部門長の出張目的の内容は難しくてあまりよくわかりませんでしたが、私が独自で設定した出張目的については、情報収集できてよかったです。日米の差を感じましたよ。自社を日本代表としてアメリカと比べて良いかどうか分かりませんが。。」

システム部門長:「お前が向こうの担当者に色々聞きまわっていたのは、知ってるよ。その担当者のボスからあいつは何者だ?と聞かれたよw」

A:「えっ!迷惑にならない程度に質問していたんですけど、失礼でしたかね?」

システム部門長:「いやいや、熱心なヤツだなと言ってたよ。」

A:「そりゃそうですよ。出張費用80万もかかってますからね。それでメシがうまかったとか、観光できて良かったなんて言ってたら殴られますよねw」

システム部門長:「それでどういう感想持ったの?」

A:「差を感じたのは2点ですかね。プロジェクトマネジメントルールが大雑把にしか無いということと、プロジェクトの成否が給料に直結しているという点です。」

システム部門長:「おっいいところに気づいたな。俺もちょっと前にアメリカの企業との合同プロジェクトに参加したことがあるんだが、ヤツらはほとんど情報を管理していないんだよ。ルールも無いし、各チームで管理している極わずかな情報もバラバラな形で管理されている。でもチェックポイントとなると、奴らは正しい情報をきっちり出してくるんだよ。逆にしっかり情報管理している日本側の方がチェックポイント向けのデータを揃えるのに時間がかかったりしてね。。。」

A:「そうなんですね。。きつくルール縛らなくてもしっかりと結果を出してくるのは給料と連動しているからなんですよね。」

システム部門長:「そう。評価に直結なんだよ。日本みたいに、いやうちの会社みたいにうまくいっても行かなくても評価が微妙にしか変わらないんだったら、人間面倒だからサボっちゃうよね。目の前にニンジンをぶら下げると皆変わるよな。俺もたぶんそうなると思う。」

 

 

A:「システム部門長、レンガ職人の話知っておられますか?」

システム部門長:「レンガ職人?目的目標モチベーションの話を例えた話か?」

A:「そうです。最近、プロジェクトの成功率を上げるためには、モチベーション、パッションある人材を増やす必要があると考えていたんです。」

システム部門長:「なるほど。」

A:「でも、アメリカのヤツらと会って、良いのか悪いのか考えが変わりました。モチベーションが高く、パッションがあるヤツなんてそうそういないし、育成できないし、時間もかかる。であれば、時間をお金で買おうという考え方なんですよね。」

システム部門長:「人間の欲を利用した形だよな。A、今お願いしているプロジェクト管理を成功させたらボーナス1,000万やる。というのと、微妙な評価で多少のベースアップ、プラスよくやった!というねぎらいの言葉がもらえるのだと、どちらを選ぶ?」

A:「え〜、そりゃボーナス1,000万じゃないですか?私にも家族がいますし。。。」

システム部門長:「ボーナス1,000万というのは夢のような?数字だけど、給料と連動する仕組みってちょっと考えてもらえない?簡単な案でいいから。うちでやるとしたらこんな感じっていうのを。」

A:「システム部門長、それをやるとボーナス貰えるんでしょうか?」

システム部門長:「まだ早い!w」

 

 

 

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