ここは民主主義国家である

   

PMさんとの会議を終え、そのまま会議室にこもってBと話をしました。

 

A:「簡単にはタスク平準化の良い方法は出てこないね。」

 

B:「そりゃそうですよ。簡単にできてたらもうやっていますよね。」

 

A:「誰かいい方法教えてくれないかな。」

 

B:「思うんですけど、タスク平準化のためにタスクそのものを誰かに割り振るという以外にも方法はあると思うんですよね。」

 

A:「そう、そういうのが聞きたい。例えば?」

 

B:「特定人物にタスクが集中しちゃっているんだったら、各タスクの納期をずらして、負荷を軽減する方法です。後続のタスクなど意識する必要がありますが。」

 

A:「確かにね。納期が伸びればタスクを並行して整理する必要も無くなるので、楽になるよね。」

 

B:「あとはリソースの追加ですね。1人で担当するタスクを別の者も投入して効率化する方法。」

 

 

A:「なるほどね。ちょっと考えればいろいろと出るね。」

 

B:「あとは、そもそもタスク平準化しないという発想も。」

 

A:「おっ、新しいな。」

 

B:「みんな平等にやる必要は無いのかなと。きっちり平準化してみんな納期通りにタスクをこなしてしまったらどうなると思う?」

 

A:「そりゃ嬉しいに決まってるよ。プロジェクトは成功だよね。」

 

B:「その通り。でも、不平不満が出るタイミングはありますよ。みんな自分はよくやったという認識でいるので、評価の際に困っちゃいます。」

 

A:「あ〜なるほど、みんな頑張ったからといってみんなを高い評価することはできないものね。評価原資の都合。」

 

B:「そうそう。だからたくさんタスクをこなした人、かつ納期を守った人には高い評価をして、タスクを少ししかしなかった人には、普通の評価または低い評価をするという考え方をベースにすると、そもそも平準化する必要性はなくなる。」

 

A:「う〜ん、深い。確かに。平準化には運用する側のガイドラインが必要だね。評価と絡めて。。。」

 

 

ポイント

タスクを平準化するには、
・実施スケジュール、納期の見直し
・リソース(人)の投入
というやり方があると思います。しかし、タスクを平準化する必要性はよく検討すべきです。
日本は民主主義である以上、皆平等である必要は無いと思います。
ただし、平等である必要が無い分、評価する際は差を付けて評価すべきです。
平等にする、しないは、PMの考え方、プロジェクトの内容、特性に応じて使い分ければ良いかと思います。
その際、事前に方針をメンバーに伝えておくことが重要です。
そうすることで、メンバーの考え方が変わり、動きが明らかに変わります。

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