怪我の功名

   

皆様、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

後日、大会議室での説明会の開催案内をEから出してもらいました。

 

翌日にでも開催したかったところですが、会議室の空き状況の都合、1週間後の開催予定となりました。

 

E:「申し訳ない、俺のミスだ。。。ごめん」

 

A:「いいよ、気にするなよ。俺も会議案内もらった時にチェックすべきだったね。」

 

 

説明会開催まで間が空いたので、空き時間を見つけて特別チームメンバーを招集し、プロジェクト評価の進め方について検討することにしました。

 

E:「みんなちょっと見てくれよ。タスクの見える化。」

 

A:「何、どうしたの?」

 

E:「説明会しなくともどんどんタスクが平準化されていってるんだよ。しかもプロジェクトのスケジュール更新率も向上してる。」

 

A:「え?どういうことよ?」

 

E:「説明会しなくとも、PMの方々が見える化の情報をもとに平準化に取り組んでくれているらしい。さらに予想してなかったんだけど、タスクを平準化してもらおうと、プロジェクトのメンバーがWBSをしっかり入力し、進捗もしっかり挙げるようになってるんだよ。入力してなかったら暇だと思われちゃうから。」

 

A:「あ~~~、なるほどね!監視されているようなものだ。なるほど、なるほど、なるほどね。」

 

E:「タスクの平準化を具体的にどうやっているかはPMの皆さんに聞いてみたいね。」
と言っていると、会議室のドアの窓部分からこれまで何度か情報提供してもらっているPMさんが廊下を横切るのが見えました。

 

A:「飛んで火にいる夏の虫。とっ捕まえて教えてもらおうぜ!PMさ~ん!ちょっと待って!」

 

PM:「あ~、Aさん、どうもどうも。」

 

A:「ちょっと5分ぐらい時間ありますか?」

 

PM:「いいよ、スタバにコーヒー買いに行こうとしてただけだから。」

 

A:「先日キャンセルになったタスク平準化を目的としたタスク見える化サイトの説明会の件なんですけど、見える化サイト見てると、説明会をしなくともPMの方々が積極的に使ってくれているのか、タスクがどんどん平準化されていってるんですよ。」

 

PM:「あ~、あれね。あれは良いよ。すごく良いよ。さっそく使わせてもらってるよ。使えるサイトだよ。」

 

E:「ありがとうございます。作ったかいがあります。一つ教えてほしいんですが、具体的にどうやって平準化されているんですか?」

 

PM:「実は俺はあまり何もしていなんだよ。プロジェクトのメンバーに見せたら、メンバーが自ずと助け合いの精神でタスクを分配し始めてね。良いメンバーに恵まれたよ。」

 

E:「なるほど。うれしいことですね(他のPMをあたってみるか...)。ありがとうございました。サイトで何か改善した方がいいような事があったら言ってください。」

 

PM:「ありがとう。じゃあね。」

 

 

ポイント
見えるようになれば、悪いところが見えるようになるので、自然とそれを直さなければならないという気持ちが湧いてくるはずです。
見えるようにするだけで後は放置しておけば、手を下さずとも自然と改善されているケースがあります。

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