政治力の力(再)

   

翌々日、システム部門長とのアポが取れました。

 

A:「タスクの見える化をこんな感じで取り組み、こんなメリットがあることが分かりました。これをチーム内からもっと拡大したいと考えています。」

 

システム部門長:「なるほど、たしかにこれで忙しさのピーク、偏りが分かるな。お前たちが暇なのかどうなのか、もっとタスクを与えてもいいのかが分かるな」

 

A:「ギクッ)まぁ、システム部門長には見えないところで管理しますがね。というよりは、忙しいってのをこれで分かってくださいよ。これ以上タスクを振ってきたらブラック上司ですよ。」

 

システム部門長:「いやいや、よく見えるようになったなというだけだよ。で、どう進めるの?」

 

:「はい、まずは、各プロジェクトに見える化運用ルールを適用してテストをもう少し大きな規模で実施したいと思います。」

 

 

B:「プロジェクトでもうまくいけば、通常業務に適用して、将来的には人員配置を検討する際の材料に使っていただき、部署間の業務量の偏りを無くすようにしたいです。」

 

システム部門長:「うむ。俺から人事担当の部長に話を通しておくよ。」

 

B:「ありがとうございます!」

 

A:「で、システム部門長、今夜お暇ですか?」

 

システム部門長:「何?また飲みに行くのか?お前たちのおごり?」

 

A:「いやいや、我々がおごるなんてめっそうも無い。割り勘、あわよくばまたご馳走になりたいなぁ〜なんて。」

 

システム部門長:「奥さんにクレジットカード取り上げられた。。。お前たちのせいだからな。」

 

A:「次に、評価の点については日を改めてご報告します。すみませんでした。失礼します!」

 

システム部門長:「この件と評価の件も合わせて人事担当に話するから早めにまた来いよ。」
と言って逃げるようにシステム部門長の部屋から飛び出す我々に言葉をかけてくれました。

 

 

ポイント
ここでもお分かりになっていただけると思いますが、政治力を持った人への適切なタイミングでの進捗報告、および人事部長との調整など難しいタスクは政治力を持った人に共感させて動かすということが大事です。全てが自分たちでできるとは思わず、力を持った人を動かすということを学びましょう。

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