見える化サイト構築

      2016/11/16

プロジェクトの状況を見えるようにするということでこれまで活動してきましたが、基本管理項目のPQCDの内、Q:Quality、C:Cost、D:Deliveryを管理すると決め、様々なルールをプロジェクトの現場と共に作ってきました。

 

ルールを決めて予定と実績の予実情報の粒度が揃ってきました。

 

ここまでは見える化というより見えるようにするためのデータ準備のような感じです。

 

データを揃えておかないと、プロジェクトの状況が見えたとしても、見方をそれぞれに合わせる必要が出てしまいますよね。

 

それが嫌だったんです。

 

全プロジェクト同じ目線で同じ判断が出来るようにしたかったんです。

 

揃ったので見える化します。

 

見える化すると言っても、これまた難しいことは考えませんでした。

 

全プロジェクトのQCDの状況を点数化し、シグナル表示されたプロジェクト一覧サイトを作ろうと考えました。

 

 

Q:Qualityであれば、テスト進捗度合いがオンスケかどうか、バグ発生数が標準かどうかバグ収束が標準かどうかで点数換算しました。

 

C:Costであれば、利用計画通りに予算を使用しているかどうかを点数換算しました。

 

D:Deliveryであれば、WBSの進捗具合に応じて点数換算しました。

 

点数換算ロジックは全てオリジナルです。

 

このロジックもPM/PMOと議論して納得するロジックを決めました。

 

閾値を決めてグリーンイエローレッドのシグナル判定をします。

 

このロジックを自動化し、全プロジェクトの管理項目別のシグナル表示が見られるサイトを構築しました。

 

これでどのプロジェクトがまずいのか、具体的にQCDの何がまずいのかが見える化することが出来ました。

 

 

実際に構築したてのサイトを見てみると、モニターに表示されるカラーは、ほぼオールレッドです。。。

 

システム部門のプロジェクトはうまくいっていないというのが見えるようになってしまいました。

 

最初はシグナル判定のロジックの実装ミスだと思い、ロジックの見直しなど繰り返したのですが、何度見直しても結果としてはほぼオールレッドとなる結果でした。

 

ここで疑問を抱きました。
・この状況、システム部門の上位管理職は把握されているのだろうか?
・把握されているなら、是正する対処はとられているのだろうか?

 

この疑問を解決するためにも、システム部門の上位レベル会議体にこの出来上がったサイトをお披露目することにしました。

ポイント
見える化するためには、データ粒度を揃える必要があります。
揃えるには、ルールで縛り、粘り強くそのルールを徹底して守らせることが大切です。
データ粒度が揃っていない状況で見える化しても、見えてきた情報に価値はありません。

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